不動産ガイド(売却編) 
 2.購入に必要な費用 

自己資金はどのくらい必要か

だいたい不動産売買価格の2~3割程度の自己資金が必要だといわれます。 仮に4000万円の売買代金だとすると、800万円~1200万円でしょうか。
もっとも、これは目安(目標?)であり、全てのケースにあてはまるわけではありません。

頭金ゼロ円のフルローン+諸費用ローンを利用する方もおられますが、のちのちのローン返済のことを考えると、 最低でも諸費用分ぐらいは、用意をしておく方がいいと思います。

売買契約時に必要な費用

・売買契約時に手付金を支払う約定であれば、その手付金
・契約書に添付する印紙税・・・売買価格によってその金額が異なります。
・仲介手数料の半金分(仲介業者との契約による)
 *不動産会社に支払う仲介手数料は法令により定められています。
  売買価格が200万円以下の金額・・・・・・100分の5.4
  売買価格が200万円を超え400万円以下の金額・・・・・・100分の4.32
  売買価格が400万円を超える金額・・・・・・100分の3.24
  *売却を依頼した不動産会社との依頼契約が代理契約である場合は、
   上記の2倍以内の報酬になります。

住宅ローン契約時に必要な費用

・ローン保証料
・事務手数料
・団体信用生命保険料
・火災保険料
・金銭消費貸借契約の契約書に添付する印紙税
・抵当権設定の登記の登録免許税
   …借入金額や諸条件、金融機関によって、必要な費用の種類と金額が異なります。

決済時に必要な費用

・登記費用(登録免許税+司法書士の報酬)
・固定資産税の清算金
・仲介手数料の残金分(仲介業者との契約内容による)

その他必要な費用

・不動産取得税
・固定資産税及び都市計画税(毎年)

Copyright(c) 2014 DAIKIHOME All Rights Reserved. Design by http://f-tpl.com